この記事では【信長の野望 出陣】(信長出陣)に登場する武将の1人である【獅子の威光】北条氏康について解説します。
基本情報
能力

戦法

特性

列伝
解説
2025年歴史SLGの日にて登場したキャンペーン武将。
北条家にとって待望の将星武将となります。
総合能力値は364と非常に優秀な能力を持ちます。
総合能力値ランキングTop10に入る実力者。
特に統率と政治が高く為政者として名をはせた逸話が反映された能力値となっています。
兵種は足軽兵種。
北条家は足軽兵種が多い勢力のため、兵種一致、勢力一致、地方一致が狙いやすいです。
また北条家は強化系戦法の使い手が多い勢力です。
固有特性により早めに戦法を撃つ事が可能なので高い連係率を活かして序盤に大幅強化を図りましょう。
戦法は【獅子の威光】
【攻撃上昇(北条家)】【兵法上昇(北条家)】【連係率上昇】の強化戦法。
範囲は自部隊中心中範囲ですが、【連係率上昇】のみ大範囲です。
北条家に対して強化を行う場合効果量が上昇します。
戦法を強化することで【連係率上昇】も【連係率上昇(北条家)】となります。
戦法発動間隔は20秒です。

攻撃上昇と兵法上昇の効果量が非常に大きいです。
連係率上昇の効果もあるので今後の強者討伐では頻繁に起用されることが予想されます。特に北条家は攻撃上昇の戦法効果を持つ武将が多いため、武勇攻撃系の強者討伐では多くのプレイヤーが起用すると思われます。
共闘イベも同様に通常攻撃及び武勇攻撃のDPSを上昇させやすいため重宝しそうです。
固有特性として【北条の治・壱】を持ちます。
効果は自身大将時、合戦開始時に自部隊を含む味方北条家の部隊数x10%分戦法ゲージ上昇です。
特性Lvは1が最大なのでこれ以上上がりません。
味方部隊全てが北条家部隊の場合50%分戦法ゲージが上昇した状態で戦闘が開始できます。
上昇するのが自部隊だけとは言えこれは大きなアドバンテージです。
先に味方部隊を大幅に強化出来れば相手を倒しやすくなるだけでなく相手の攻撃戦法に耐えやすくなります。
基本的に出陣のトップ層はコンマ数秒の世界で戦法を撃つ順番を工夫しています。
今回の氏康の登場は勢力間のパワーバランスに大きな影響を与えそうです。
固有特性として【北条の治・弐】を持ちます。
効果は自身大将時、全ての味方部隊は堅固3%を持つ。
加えて味方北条家部隊の被ダメージ軽減です。
堅固は氏康が初出の特性です。
部隊の強化効果数分被ダメージ軽減効果が追加されます。
最大で10個分なので30%の被ダメージ軽減効果が追加されます。
味方北条家部隊は更に被ダメージ軽減が追加されるため合計で50%軽減となります。
元々北条家は被ダメージ軽減を所持する武将が多かったので、更に大きな継戦能力が向上することになります。
当サイトでは用兵指南の攻略用に【被ダメージ軽減】系特性で固めた被ダメ軽減特化編成をおススメしています。
用兵指南での運用方法および被ダメ軽減特化部隊の育て方についてはそれぞれ記事についてまとめているので参考にしてください。
【兵数上昇・大将】を持ちます。
現状、通常攻撃を強化する特性や会心時にダメージを大幅に増加する特性を所持する武将が増えつつあります。
戦法を放つ前に通常攻撃だけで倒されてしまわないようにするために【兵数】を上げておくことは重要です。
【強化延長・大将】を持ちます。
【強化延長】は戦法による強化効果の付与時間を延長させることが出来ます。
【強化効果】は【弱体効果】と異なり、【兵法】を上げても付与時間を延長することは出来ません。
そのため特性で上げる事が重要になります。
【強化効果】は複数ありますが、【強化延長】と最も相性が良いのは【戦法速度上昇】です。
【戦法速度上昇】効果の付与時間を延長し、1発目の効果が切れる前に2発目の戦法が撃てるようになれば、戦法の発動間隔をどんどん短くすることが出来ます。
共闘イベントのように戦闘時間が長い戦いではこの恩恵はとても大きいです。
【勇戦防御上昇・大将】を持ちます。
【勇戦】系特性は味方部隊が5部隊存在する場合のみ効果を発動します。
効果の発動が限定的な分、他の特性より効果量が大きい傾向があります。
【防御】は相手からの通常攻撃のダメージを軽減する効果があります。
武勇戦法や知略戦法のダメージを軽減する効果はありません。
【信長の野望 出陣】は一回の戦闘が20~30秒程度で終了することがほとんどです。
そのうち最初の十数秒間は通常攻撃のみが飛び交う時間帯です。
その多くは前衛兵種が受ける事になります。
戦法発動までに間に倒されないようにするには【防御】は重要な能力です。
氏康は前衛である足軽なので相性が良い特性と言えます。
固有特性として【武栄の印】を持ちます。
効果は自身大将時、全味方部隊の兵数上昇。
加えて合戦開始時に味方北条家部隊に攻撃上昇20%(20秒)と防御上昇20%(20秒)付与です。
【天下泰平】徳川家康の【桃配山の布石】の上位互換と言ってよい特性です。
兵数の上昇量で上回るだけでなく味方北条家部隊に強化効果まで付ける事が出来ます。
北条家は集めやすさと使いやすさに優れていたためサービス初期の頃は人気のある勢力でした。毎週のように新武将が登場してくる中で、徐々に起用率が下がってきていましたがここに来て起爆剤となる将星武将の登場となりました。
北条家は比較的武将数が多い勢力でしたが、それでもサービス序盤の頃は同一勢力で部隊を固めるのが難しかったです。
しかし、サービス開始から時間が経ったことで、北条家のような大勢力では北条家部隊だけで5部隊を揃える事が難しくなくなってきました。
今回の氏康もそうですが、早雲も氏綱も甲斐も味方北条家部隊全体の継戦能力を向上させることが出来る特性を有していました。
武将名 | 味方北条家部隊への強化効果 | 全味方部隊への強化効果 |
【獅子の威光】 北条氏康 | 被ダメージ軽減(10~20%) 攻撃上昇20%(20秒間) 防御上昇20%(20秒間) | 堅固3%付与 兵数上昇(100~150%) |
【火牛の計】 北条早雲 | 被ダメージ軽減(10~20%) 連係率上昇(5~10%) | – |
【国府台の堅陣】 北条氏綱 | 兵数上昇(50~100%) | – |
【忍城の水花】 成田甲斐 | 不屈1回付与 | – |
こうしてみると北条家は互いに強化しあうことが得意な勢力に設計されているように思えます。
今後も北条家の武将が追加されて行くと思いますが、追加されるたびに勢力全体の強さが確実に増していくと思われるので育てるのが楽しい勢力と言えると思います。
北条家が活躍する作品
【信長の野望 出陣】では1.5周年キャンペーンにて『花の慶次 -雲の彼方に-』とのコラボが実現しました。
原作の雰囲気をゲームで上手く再現できていて非常に楽しいイベントでした。
私としてはコラボは積極的に行っていって欲しいのですが、それによって特定勢力や武将に過度にパワーバランスが偏ってしまうのは避けて欲しいなと考えております。
個人的には現状そこまで恵まれていない勢力が活躍する作品とコラボしていって欲しいなと感じています。
北条家は他の勢力と比較するとかなり恵まれた方の勢力ではあります。
今回の将星・氏康登場で一気に勢力としての完成度が上がった感もあります。
さりとて関東勢力は出陣において主流勢力とは言い辛い時期が長かったので、ここは北条家を起爆剤に一気に躍進して欲しいと感じています。
新九郎、奔る!(主人公:北条早雲))
北条家が主役の作品で真っ先に浮かぶのが『新九郎、奔る!』
主人公は北条早雲こと伊勢新九郎盛時。
織田信長が主役の作品は数多いですが、信長が活躍するのは戦国時代の中盤くらいからです。
そういう意味で、戦国時代の前半に焦点を当てた作品が少ないのが現状です。
『新九郎、奔る!』は応仁の乱よりも手前から物語が始まるので北条家推しだけでなく、戦国時代にそこまで詳しくない私みたいな人にもちょうど良い作品です。
少しでも興味がわいた方は手に取ってみてください。
あらすじ
戦国大名の先駆け、伊勢新九郎の物語! 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康…… かの有名な武将たちが活躍する時代の少し前、戦乱の世のはじまりを生き抜き、切り開いた男がいた――― その名を伊勢新九郎。 彼はいかにして戦国大名となったのか。 彼はそもそも何者だったのか。 知られざる伊勢新九郎の生涯を、まったく新しい解釈で描く意欲作! 「戦国大名のはしり」とも言われる武将を描く、話題騒然の本格歴史コミック
のぼうの城(主人公:成田長親)
『新九郎、奔る!』が北条家誕生の物語なら、こちらは最終盤の物語。
北条家最後の戦いである豊臣家による小田原攻めを行っている時と時を同じくして行われた合戦『忍城の戦い』。
その忍城の戦いを描いた作品が【のぼうの城】です。
主役は成田長親、ヒロインが成田甲斐です。
原作は小説ですが2012年に映画化もされています。
映画のキャッチコピーは『20,000人 VS 500人 豊臣軍にケンカを売った、でくのぼうがいた。』です。

まだご覧になっていない方は是非ご覧ください。

その他の私のコラボ希望作品はコチラにまとめています。
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