この記事では『信長の野望 出陣』の期間限定イベントである『天下争覇 第3期』について解説いたします。

これまで制圧してきた領地と育成してきた武将を多く活用する『信長の野望 出陣』らしいイベントです。
第3期では【本能寺の変】以降に織田家内で争った、羽柴家、明智家、柴田家のいずれかに属して戦うことになります。
イベント概要

タイトル:『天下争覇 第3期』
期間:22日間 (25/12/11(木) 13:00 ~ 26/1/1/12:59)
新PU武将:
SSR900:【諏訪の朧月】武田勝頼
新報酬武将
SSR900:【百足衆】真田昌輝
天下争覇とは
天下争覇は期間限定のイベントです。
全プレイヤーはいずれかの勢力に所属し、日本全国の市区町村を他の勢力と取り合うことになります。
『強い敵にどうやって勝つべきか?』よりも『地図を見てどこを攻めるべきか?』を考えることに時間を使うイベントです。
また『歩き回って軍団を強化する』ことが非常に重要なイベントです。

『天下争覇』は他のイベントと比較して、『信長の野望 出陣』のコンセプトを最も体現しているイベントだと私は感じています。
天下争覇の遊び方
全プレイヤーはいずれかの勢力に所属し、日本全国の市区町村を他の勢力と取り合うことになります。
市区町村の単位は普段出陣で制圧している領地の単位と同一です。
プレイヤーは各市区町村で争覇戦を行い【支配Pt】を獲得することになります。
各市区町村の【支配Pt】が一定まで貯まると【武功】が獲得できます。
この【武功】の多さで勢力順位と勢力内の個人の順位が決まります。
順位が高いほど報酬がより多く貰えます。
また各市区町村にはそれぞれランクが設定されています。
市区町村のランクが高いほど【武功】が多く獲得できます。

市区町村のランクは石高によって決まります。
そのため都心部ほどランクが低く、郊外ほどランクが高いです。
武功の稼ぎ方
獲得した支配ptが一定値を超えると武功が獲得できます。
「支配pt」および「武功」は市区町村毎に集計されます。
市区町村のランクが高いほど獲得できる武功は多いです。
最初は少ない支配Ptでたくさん武功が獲得できますが段々獲得できる武功が少なくなっていきます。
そのため、様々な市区町村で支配Ptを獲得した方が効率よく武功を獲得することが出来ます。

特に支配Ptが5万を超えたあたりから武功の獲得効率が一気に落ちます。
支配Ptが5万を超えたらほかの市区町村で稼いだ方が良いです。

日本各地の市区町村で稼ぎまわれるプレイヤーは同一市区町村で何度も稼ぐよりも、全国各地の多様な市区町村で【支配Pt】を少しずつ稼いだ方が良いです。
支配Ptを獲得する程、武功の獲得効率が落ちていきますが、15万ptを超えると5万ptごとに武功が30貰えるようになります。しかも市区町村ランクに関係なくです。
報酬
天下争覇では様々な報酬が獲得できます。

報酬毎に獲得する手段が異なるので要注意です。
交換所
天下争覇では【天下争覇金貨】を獲得することが出来ます。
【天下争覇金貨】を用いる事で様々な報酬と交換できます。
【武将友好度】と【登用札】が主な報酬となります。

【列伝金貨】や【来訪金貨】と異なり【天下争覇金貨】は無制限に獲得出来る物ではありません。交換する物は慎重に選んだほうが良いです。
基本的には【報酬武将友好度】と【特別登用札】を優先したいですが、この二つを全て手に入れるだけでも困難な人が大勢いると思います。
【天下争覇金貨】は争覇戦を行うことで獲得できます。
獲得できる金貨の量は対戦相手の軍団ランクで決まります。

軍団のランクは戦力値で決まります。

合戦時のみ効果を発揮する軒昂、逆境、勇戦、奮戦等の特性はどれだけLVが高くても戦力値には影響がありません。
【被ダメージ軽減】や【与ダメージ増加】も戦力値には影響がない特性です。
なので【戦力値は低いのにすごく強い編成】というのが一番厄介で、【戦力値は高いけど実はすごく弱い編成】が一番稼ぎやすいです。

慣れてくると大将の顔触れで察しがつくようになりますが、初心者の頃は慎重に相手を選びましょう。
自分より戦力値が大幅に低いからと言って安心してはいけません。
攻城戦と違って相手に勝利したとしても相手側に直接的な不利益はありません。
そもそも戦った事すら相手はわかりません。
自分にとって最も都合が良い相手だけを選び続けてください。
報酬武将友好度
交換所では報酬武将の友好度と交換できます。
今回の報酬武将は【百足衆】真田昌輝です。
昌輝はSSR900武将です。
他のイベントの報酬として登場したSSR900武将は再入手の機会に恵まれていません。
今後、獲得できるようになる可能性もありますが、そうでない可能性もあるので欲しい方は優先して獲得しておいた方が良いと思います。
天下争覇登用札
天下争覇登用札では新武将である【諏訪の朧月】武田勝頼を獲得できるチャンスがあります。
勝家を編成に組み込んで争覇戦を行った場合、獲得金貨に15%のボーナスが付きます。
そのため、早めに編成に組み入れる事が出来る程お得と言えます。
また、天下争覇登用ではこれまでに登場した攻城戦および天下争覇で登場したPU武将を指定することが出来ます。
天下争覇は攻城戦や勢力戦と異なり、覚醒報酬がありません。
そのため、金貨ボーナス用に1人だけ獲得出来たら後は目当てに過去PU武将をPUに指定するというのも有効な手段です。

もちろん新PU武将が欲しい方は新PU武将をPUに指定しましょう。
論功行賞
天下争覇のルールが理解しづらいと言われる要素の一つが【論功行賞】です。
3種類のお題があって、それぞれ毎日達成できたかどうかを判定され、達成できていたら報酬が貰えます。
3種類のお題にはそれぞれ複数の条件があります。
全部の条件を達成したからと言って全部の報酬が貰えるわけでは無いです。
達成した条件の中から最も高い報酬を貰えるようになっています。
登用札
論功行賞で貰える報酬の中で一番大事なのが登用札です。
毎日最大3枚貰えるので、最大で63枚貰えます。
累計武功報酬で貰える40枚と合わせると100枚を超えます。
100回毎にSSRが確定するのでどうにか100枚貰いたい所です。
登用札を3枚貰うための条件は以下4つのいずれかを満たす必要があります。
| 条件1 | 争覇戦勝利数が全国500位以内 |
| 条件2 | 進軍完了数が全国500位以内 |
| 条件3 | 争覇戦勝利数12回以上 |
| 条件4 | 進軍完了回数7回以上 |
条件1と条件2を満たそうとすると条件3か条件4は満たしているはずなので実質条件は2つだけです。
現地挑戦回数は1日10回ずつ回復します。
なので現地挑戦10回と進軍2回で全て勝利すれば条件3は達成できます。
現地挑戦を毎日行うのが難しい方は条件4を狙いましょう。
進軍完了回数7回以上は部隊枠が解放出来て2部隊で進軍させられるようになったら達成できます。

配属先から遠い土地に進軍させるほど時間がかかります。
配属している市区町村自体に進軍させるのが一番時間がかかりません。
回数を稼ぎたい方は配属先自体に進軍させ続けましょう。
【秩父市】に配属して【秩父市】に進軍させるといったような感じです。
武功が稼ぎやすい市区町村一覧
『争覇の印籠』を購入することで、争覇戦を行った市区町村に隣接する市区町村全てから支配Ptを一定割合で獲得することが出来ます。

そのため、隣接する市区町村が多い市区町村で争覇戦を行う程支配Ptを稼ぐことが出来ます。
支配Ptが一定数貯まる度に【武功】を獲得することが出来ます。
結果として隣接市区町村が多いほど【武功】を稼ぎやすいと言えます。
ただし市区町村にはランクがあり、ランクが高いほど多く武功を獲得することが出来ます。

別記事に【武功が稼ぎやすい市区町村の一覧】を記載しています。
隣接市区町村数と市区町村ランクを元に算出しています。
普通にGoogle検索して出てくる一般的な市区町村一覧と数が異なりますが、それはゲーム内の市区町村の隣接関係に基づいているためです。
最後に
『天下争覇』は他の期間限定イベントと比較すると『信長の野望 出陣』というゲームコンセプトを上手く体現出来ていると感じています。
歩き回って軍団を強化し、歩き回って支配Ptを獲得するというのはウォークゲームらしいですし、都会と郊外でそれぞれメリデメがあったり、制圧した領地にのみ軍団が配置可能というのは位置ゲーらしい要素です。
集めて育てた武将が多ければ多いほど、これまで制圧してきた領地が多ければ多いほど有利になるイベントなので、地道にコツコツ続けていたプレイヤーほど有利です。
ただし言い方を変えると、始めたばかりの初心者にとっては非常に攻略しづらいイベントとも言えます。
報酬も無課金では全て獲得できないように調整されていることからも、初心者歓迎イベントとは言い難いイベントです。
この辺りは運営も意識しているのか『天下争覇』は他のイベントやキャンペーンと時期が重なるように開催し、『天下争覇』だけが開催されているという状況にならないようにしています。

初心者の方は他のイベントやキャンペーンを楽しんでねという事なのかもしれません。
『信長の野望 出陣』の期間限定イベントは回数を重ねるたびに『報酬の追加』と『初心者救済手段』が行われる傾向があります。
『天下争覇』も他のイベントと同様に回を重ねるたびに更に遊びやすくなっていくと思いますので今後に期待しましょう。




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